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中国の地震被害が相当甚大であることが伝わってきます。日本を含めアジア地域での相次ぐ大地震の発生は、地球の大変動の時代が到来していることを示しています。 愛媛県では、2002年3月に巨大地震が本県を襲った場合の被害想定調査を行なっており、愛媛県のHP http://www.pref.ehime.jp/030kenminkankyou/150kikikanri/00004613040329/jisinhigaisoutei.htmlで見ることができます。 それによると、本県の四国中央市から三崎半島の北を貫く世界最大級の活断層「中央構造線」が動いた場合の4つのケースと、高知沖を震源とする南海大地震のケースの、あわせて5つの地震を想定。深夜2時に地震が発生した場合と、夕方18時の場合を調査していますが、ここでは被害の大きな深夜2時の場合をご紹介します。 地震のエネルギーの規模を示すマグニチュード(M)と人的被害でいうと、@西条から松山にかけてのM7.6では死者2,666人・負傷42,399人A四国中央市から新居浜市にかけてのM8.0では死者1,719人・負傷32,817人B伊予市沖の断層のM7.8では死者1,247人・負傷30,380人C三崎半島北の伊予灘沖断層の7.8では死者876人・負傷28,892人、そしてD南海大地震のM8.4では死者2,987人・負傷46,547人という結果になりました。いずれも建物被害によるものが圧倒的に多いということで、家屋の耐震強化が重要になっています。 深夜2時の場合、全人口149万3,092人のうち、屋外にいる人は1万4,931人。屋内にいる人のうち、木造家屋にいる人は107万9,827人、非木造にいる人は39万8,334人です。 また、負傷者を救護する病院など医療機能の支障については、松山などのケース@では、重傷者対応で800人分不足、中等傷者対応で1,721人分不足、軽傷者対応で1,257人分の医療対応能力が不足し、重傷・中等傷患者は県外などへの搬送が必要。また、南海大地震のDのケースでも、重傷対応860人分、中等傷者対応1,755人分、軽傷者対応で5,612人分不足で、同じく県外などへの搬送が必要といいます。こんな大地震でこれだけの人数を搬送する能力があるのだろうか、不安は尽きません。さらに、日常の病院治療などの受療が困難になる人は、ケース@で5万4,051人、ケースDで5万7,271人と、いずれも5万人を超える患者さんが行き場を失うパニック状態となります。 原発については、震源に一番近いケースCで伊方原発が3基とも自動停止する、ケース@では1基が停止、ケースAでは3基とも停止しない、ケースBとDでは1〜2基が停止するだろうという結論になりました。ずいぶん統計論的な結論で、危険に対しては、原発は停止するときは3基ともすべて停止してもらわなければなりませんが、この調査結果では以上のとおり。最近、四国電力は、地震想定を変更し、従来の最大の揺れの加速度を473ガルから570ガルに変更しましたが、この愛媛県地震想定調査では473ガルのままですから、早晩、見直しが必要です。また、見直しの場合は、四国電力の言い分を鵜呑みにせず、地震規模M8、加速度1000ガルも検討対象にし、しかも新潟県中越沖地震など最新の地震の経験を取り入れた「原発震災」の科学的な想定が必要と思います。 |
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